写経
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写経とは、お釈迦様の教えを記したお経を写す事であります。
更にお経とは、お釈迦様入滅後に高弟達が集い、教えを後の世の中に伝えていくために編纂された記録であります。

インドにてサンスクリット語で編纂されましたお経は、中国に伝わり漢文に翻訳されました。
更にその翻訳されたお経は、たくさんの仏教徒により書写されて中国各地に広がり日本にも伝わりました。

写経の意義としては、お釈迦様の教えを理解するための修行であると同時に在家者の願いを叶える手段として現在に至っております。

日本での写経の歴史は古く、日本書紀に673年の天武天皇時代に奈良の川原寺で写経が行われた事が残っております。

写経は、尊い浄業のひとつです。忙しい現代にあって、ともすれば心のゆとりを失いがちな私達でありますが、お釈迦様の説かれたお経を心をこめて書き写すことによって仏道修行を修めることになります。

また、法華経には「お経を書き写すことによって願いが叶う」とあり、写経観念文には「写経の功徳によって極楽に往生することができる」とも説かれております。

更には平成18年1月4日のサンケイ新聞に写経で脳イキイキという記事に「認知症の改善や予防策としてもっとも効果が高いのが、写経であることが川島隆太東北大学教授と学研の共同研究によりわかった」と掲載されております。

 私たちも有り難いお経を書き写して大きな功徳をいただきましょう。

@ 心が澄みきって清々しい気持ちになれます。

A 自分を振り返る時間となります。

B 心豊かな人生が歩めます。

C 明るい社会を築く人となれます。

D 自分が幸せになります。

自らの心願成就のため、ご先祖様のご供養のため、水子供養のため、救われない人々のため、そして報恩感謝の実践行として浄写いたしましょう。 

写経の功徳
天台宗無量寿山善福寺